WORLD RUN(個人的レポ)
5月8日RedBull主催の『WingsForLifeWorldRun』というイベントに参加してきました。
世界34会場、同日同時刻に一斉スタート。日本の会場は地元滋賀県の高島市!これは行かないわけにはいかない!
そしてこのイベントは通常のランイベントと異なり決められたゴールがありません。
ゴールはキャッチカーと呼ばれる車に追い抜かれてしまったポイントがゴールになります。キャッチカーはスタート30分後に時速15kmで追いかけてきます。そこから1時間ごとに時速1kmずつ速度を徐々にあげてくるといったものです。
時速15kmってどんなもんかっていうと1kmあたり4分ペースなのでめちゃくちゃ早いです笑
ゴールが決まってないのでFUNな感じに走ることも出来るし、ガチで記録を目指すことも出来るので走れる走れないは関係なく、そしてこのイベントの収益は全て脊髄損傷の治療研究に充てられるということでチャリティの要素も有り、非常に意義のあるものになっていました!沿道の地元の方の応援もすごかった。
受付を済ませ、、(参加賞のシャツもPUMA協賛でかっこいい)
いざ並ぶ!!
1人1つ結構イケてるヘッドライトも配られてます。
ちなみに優勝すると来年34カ国の中から好きな国を選んで出場することが出来るらしいです。うらやましい!!
自分の日ごろのタイムは10km走ってだいたい1km平均4分45秒は切れるくらいのレベルです。そのペースで走り続けた場合、30km地点くらいまでは逃げ切れるだろうという計算結果が出たので、とりあえず目標は30kmにしていました。
あとはUVERworldのTAKUYAさんと勝負したかったので、この距離に。
が!
しかし結果約24kmで撃沈しました。
敗因は3つ。
①序盤の10kmを1km平均4分20秒以下という練習でも出したことないハイスピードで調子に乗りすぎた。
②おもったより坂道が多くて、じわじわ足にキタ。
③エネルギー不足がすごくて力がでなくなった。カロリー消費計算ミス。
とくに③がやばくて。途中の補給所でレッドブルのシュガーフリーっぽいのをとってしまった時は絶望でした笑
だってゼロカロリーなんですもの。補給ミスが響きました泣
なのでガチで自分に挑む人は、何か補給するゼリーてきなものを1つは持って走った方がいいと思います!ウイダー両手に持ちながら走っている人もいたなあー。
で、キャッチカーに追いつかれたあとは全員再び会場に戻ります。
戻るとスクリーンには全世界のまだ走っている人たちの中継が流れていまして、それを応援しながら地元高島市のご当地出店でご飯を食べ、各々自分の記録の余韻に浸り、仲間と共有する、、。
気付けば、会場全体がなんとも言えない達成感と一体感になっているのを感じました。なかなか全ての人が楽しむことが出来るイベントって作るのが難しいと思うんですが、このイベントに関しては、ほとんど日頃運動しない人から、トップマラソンランナーレベルの人まで、ほぼ同じ時間、場所、空間を共有出来て楽しめました。ゴールが追いかけてくるから旗門を通過出来ない人は絶対に出ないし、イベントの時間がかかりすぎることもなく、ある程度終了時刻をコンパクトに計算出来るのも「ゴールが追いかけてくる」っていう逆転の発想があったから出来ているわけで、改めてRedBullのイベント企画力のすごさを感じました。
来年はどこの国で出ているか分かりませんが(意味深)、30kmは必ず達成して未知の領域に足を踏み入れたいと思います!ぜひ一緒に走りましょう!笑
トランスワールド元編集長の野上さんとアンバサダーの圭司さん夫妻と☆